協賛企業各社の皆様のおかげで「第８回なる塾」を開催させていただくことができました。温かいご支援とご理解に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

今回は、初めて２日目に「高校生以上の人対象」で行いました。高校生、働いている人、家にいる人達で、「なる塾」に来ていて高校生になった人と中学校の時に担任していた人に声をかけると、すぐに集まりました。

午前中は「自己紹介をしよう！」というテーマを中心にアイスブレーキングを行い、午後からは『メルシー』のランチビュッフェに行って楽しく会食をし、その後『福岡醤油』に戻ってゲームをしたり話をしたりして、とても楽しい時間を過ごすことができました。最後は手話で私たちのテーマソング「翼をください」をみんなで歌って終わりました。

高校に行って困っていることは、小中学生の時とはずいぶん違っていました。また、「働く」ことにもいろいろな働き方があり、それぞれが頑張っている様子や休日の楽しみ、つらかったことなど、具体的に知ることができました。中学校を卒業して１５年ぶりに会った人もいました。

知的障害があっても、自閉症でも、「就労していること」が生きがいにつながっていました。障害者雇用がもっともっと理解され、多くの障害がある人たちが楽しく安心して働くことができる社会であってほしいと思うと同時に、これからも生き生きと生活していったほしいと願いながら、今回のような機会を作ることも必要なのではないかと感じました。

今後とも、どうぞご支援ご指導賜りますようよろしくお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「なる塾」塾長　唐川　和江